犬のてんかん発作を見たことがありますか?初めて見た時はかなりびっくりして慌ててしまうような状況なんです
獣医さんは動画にとって監察してくださいと言われるのですがそんな余裕はなかなかありません。
どんな状況なのかというと
@急にばたばた音がして近づくと後ろ足はピーンと硬直して伸びてるして前足はもがいてバタバタしてる感じです。
目は大きくひん剥いて口は横一に食いしばってて半開き、泡もふいたりしますし、失禁もしたりします。
Aよろよろしてて足が立たなくてよだれを垂らしながら倒れる感じです
といった少しタイプの違うのが見られます。
どちらも時間にして数十秒〜数分でおさまりますが当人は「何があったの?的な表情をしててボ〜っとしている感じです。
てんかんの直前になると、前兆が現れることが多いです
例えば、そわそわしたり、顔を振ったり、よだれを垂らしたり、舌なめずりをしたり、そばから離れなかったり、
うろうろしたり、物陰に隠れたり、挙動不審になることがあります。
てんかんの発作はいつ起きるかは全くわからないのでこれらの兆候が現れたらそばを離れないでいるようにします。
怖いのはたとえばソファの上に居たりして吹っ飛んで骨折したりして2次的なケガを負うことが考えられるので てんかん持ちであることがわかった場合は留守番をさせる際にはゲージに入れて周りにクッションをまくなど注意を払うことも大切です。
発作は通常数分で落ち着きますが
発作後は
犬はいったい何が起きたのかわからなくて、困ったような表情をしたり、うろうろ歩き回ったりすることもあればぐったりしてとろ〜んとした目であなたを見つめることもあるかもしれません
もしあなたのペットにてんかんが現われたらどうすればよいのでしょうか
慌てないで症状が落ち着くまでじっと観察をしてメモに記しておき獣医さんにその状況を伝えること。そしてできれば動画に撮ることです。
私の場合毎回抱っこして名前を呼び、大丈夫大丈夫を繰り返しています。でもこれも本当はいけないのだとか・・・発作が起きてる時に話しかけると脳が反応しようとするのでよくないのだそうです。
もし万が一
30分ほど経っても完全に回復しない、何度も発作が起きる場合はあなたの獣医師に即連絡してください。
診断と治療
特発性てんかんは発作性障害でその原因が不明といわれている。
先天性のものもあれば後天的なものもあるらしい。
身体検査と神経学的検査(完全血球検査、血清生化学パネル、毒物評価、感染症の評価、尿分析、検便等)が行われ
治療としては、副作用を起こさない範囲でけいれんの激しさと頻度を抑えることである。
薬物療法で・フェノバルビタールジアゼパム、バリアム、ブロマイド等が特発性てんかんの治療薬として、選ばれる。
これらにはそれぞれ副作用もあるようです。
飼い主さんの注意すべきことはとにかく細かく記録して獣医師に伝え獣医師の指示通り薬が必要なら与えて、その反応を見守って行くことになるようですね。